ソニー、及びソニービジネスソリューションは4月22日、タブレットやスマートフォンから無線で画像を転送可能な業務用液晶プロジェクター 2シリーズ、計5機種を発表した。超短焦点 液晶プロジェクター「VPL-SW536C」は6月、業務用液晶プロジェクター「VPL-EW276」など「VPL-E200シリーズ」は5月発売予定となっている。価格は「VPL-SW536C」が約260,000円 (税抜き)、VPL-E200シリーズは約115,000~145,000円。詳細な価格は以下の通り。

製品名 価格
VPL-SW536C 約260,000円 (税抜き)
VPL-EW276 約145,000円 (税抜き)
VPL-EX276 約130,000円 (税抜き)
VPL-EW246 約130,000円 (税抜き)
VPL-EX246 約115,000円 (税抜き)

5機種共通の特徴として、タブレットやスマートフォンに専用ソフトウェアをApp Storeなどからダウンロードすることで、プロジェクターに静止画ファイルやPDF、PowerPointファイルを無線転送できるようになった。この機能は主に想定販売先である教育現場において、生徒の端末画面をクラスメイトと共有しながらグループワークやディスカッションを行う参加型授業などに適しているとしている。

VPL-SW536C

超短焦点 液晶プロジェクター「VPL-SW536C」の特徴として、「インタラクティブ機能」が本体に内蔵されており、投写画面へ文字や図形の書き込みが出来るほか、マウス操作も可能となる。スペックでは3100ルーメンの高輝度を実現。ミラー内蔵型で70型スクリーンに約10.8cmの距離から投写が可能となっている。スピーカーは16W出力。1.05倍の光学ズーム機能を搭載し、上下±約4%、左右±約2%のレンズシフトが出来る。

VPL-EW276

一方、業務用液晶プロジェクターVPL-E200シリーズはソニー独自開発のLCDパネル"Bright Era(ブライトエラ)"を3枚搭載している。これにより3700ルーメンの高輝度、3000:1の高コントラストと優れた色再現性による高画質表示を実現している。また、1.6倍のワイドズームレンズや16Wスピーカーなどを搭載している。