ウェブテクノロジ・コムは8日、ゲーム開発でキャラクターの動作を手軽に作成できるツール「OPTPiX SpriteStudio」を発売した。価格は1ライセンス99,750円、アップグレード価格50,400円。レンタル価格が6カ月で34,650円。対応OSは、Windows Vista(32ビット) / 7(32/64ビット) / 8(32/64ビット)。Mac版は後日リリース予定でOS X 10.7以上。

製品は、ゲーム開発におけるキャラクターの動作など、複雑な処理が必要だった2Dスプライトアニメーションを効率的に作成できるソフトウェア。パーツ別に描いたキャラクターの画像を、切り出して配置、これに動きを付ける。ドラッグ&ドロップとキーフレーム中心の操作で生き生きとしたキャラクターを作成できる。

起動画面(同社製品サイトより)

「Unity」、「Cocos2d-x」、「CoronaSDK」などの各種ゲームエンジン、iOSやAndroidなどのプラットフォームに対応するほか、新たにHTML5用のデータ形式をサポート。今後登場する新たなプラットフォームやゲームエンジンにも対応できるようXML形式、バイナリ形式での出力形式もサポートしている。また、インバース・キネマティクス方式と呼ばれる編集モードを新たに搭載、多関節アニメーションなど2Dのスプライトキャラクターにも表情豊かな動きを付けられる。ほか、高解像度のアニメーションデータも高速に編集できる「HD解像度アニメーション編集機能」なども新たに搭載している。

インバース・キネマティクス方式の編集モード画面(同社製品サイトより)