Python Programming Language

Dr Bobb'sにおいて、米国防高等研究計画局(DARPA, U.S. Defense Advanced Research Projects Agency)がPythonにおけるビッグデータ処理の向上を目的とした開発支援として300万ドルを出資したことが報道された。出資を受けた企業はContinuum Analytics。

DARPAはセンサーから出力される大量のデータ処理を迅速に処理するツールの開発を目的としたXDataリサーチプログラムを展開中。今回Continuum Analyticsに対して実施された出資はこのプロジェクトの一環として実施された。ビッグデータ処理用のツールは米国防総省やそのほかの機関での使用を想定している。

Pythonにおけるビッグデータ処理は、すでに開発が進められているNumPyおよびSciPyを拡張する形で実施されるという。NumPyは科学技術計算と目的としたPythonのライブラリ。SciPyはNumPyを利用する形で開発されている科学術計算向けのPythonライブラリ。

DARPAはこうした取り組みを通じて、大規模データを分析する新しい方法の模索や、大規模データを視覚化する新しい方法の実現を目指す。