先行リリースされた英国等に遅れること1カ月、3月22日よりBlackBerry Z10 / Q10の新製品がそれぞれ米国内の各キャリアからリリースされるが、早くも最新OSを搭載したBlackBerry新デバイスの話が出ている。それによれば、2013年後半にもZ10ではないBlackBerry 10搭載の全面タッチパネル搭載デバイスが市場投入されることになるという。

同件はAll Things DigitalでIna Fried氏が報じている。現在米国では、AT&Tが3月22日にBlackBerry Z10を投入するのを皮切りに、Verizon WirelessとT-MobileもZ10の3月中での市場投入を表明している。一方で業界3位のSprint NextelではZ10ではなく、物理キーボードを搭載した従来型BlackBerryのデザインを踏襲するBlackBerry Q10の4月中での市場投入を見込んでおり、Z10のようなタッチパネル中心モデルの市場投入は同年後半になるとしていた。Fried氏の今回の報道によれば、ここでSprint向けに投入されるモデルはZ10ではなく、若干改良が加えられた新バージョンになる可能性が高いという。

具体的な変更点は不明だが、少なくとも今年後半にタッチパネルを主眼にしたBlackBerry 10 OS搭載の新モデルがBlackBerry社から投入されることを意味しており、秋以降の同社のアナウンスに注目したい。