ここからは使い勝手について見ていこう。キーボードはキーとキーの間隔が離れたアイソレーションタイプ。キーピッチは約19mmとA4サイズのノートPC並みで、キー配列にクセもなく入力しやすかった。多少強めにプッシュしてもたわむことのない高い剛性も持っている。また、キーボードには白色LEDのバックライトがあり、飛行機内や寝室など暗い場所でも入力しやすいのも魅力だ。バックライトは[Fn]キーと[F5]キーの組み合わせでオフにもできる。

配列にクセがなく、剛性も高いキーボード

LEDバックライトにより、暗い場所でも入力しやすい

付属のACアダプタは非常にコンパクトで持ち運びも苦にならない。ただ、ACアダプタに電源ケーブルを接続するコネクタが国内で一般的な2ピンのメガネ型ではなく、海外メーカーで多く採用されている3P型(ミッキーマウス型ともいう)とやや汎用性に欠けるのが残念なところだ。

このほか、バッテリの過充電を防ぐユーティリティも標準で入っている。バッテリが正常に動作しているのか確認もできる便利なものだ。バッテリは本体内部に収められており交換はできないが、駆動時間は同社測定値で最大8時間53分。持ち歩きで困ることは少ないだろう。

コンパクトなACアダプタ

バッテリは内部に収められている

バッテリを保護するための設定を行える「バッテリメーター」

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