ニコンイメージングジャパンは5日、焦点距離が80-400mmのニコンFXフォーマット用望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR」を発表した。3月14日より発売し、価格は325,000円。

「AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR」

80mmから400mmまでの焦点距離をカバーする望遠ズームレンズ。このクラスでは最高クラスの高速AF性能をもち、野鳥やスポーツなどの撮影に威力を発揮する。スーパーEDレンズ1枚とEDレンズ4枚を採用した光学設計に、フレアやゴーストの低減に効果的なナノクリスタルコートを採用する。

手ブレ補正機構「VR」を搭載。手ブレ補正効果はシャッタスピード換算で4段。超音波モーターで静粛性も高い。「A/M」(オート優先オートフォーカス)、「M/A」(マニュアル優先オートフォーカス」、「M」(マニュアルフォーカス)の3つのフォーカスモードで使用できる。

主な仕様は、焦点距離が80~400mm、最大絞りは80mm時でf/4.5、400mm時でf/5.6。最小絞りが80mm時でf/32、400mm時でf/40。レンズ構成は12群20枚。絞り羽枚数は9枚(円形絞り)。画角は30度10分~6度10分(APS-C換算で20度~4度)。最短撮影距離はオートフォーカス時で1,75m、マニュアルフォーカス時で1.5m、最大撮影倍率がオートフォーカス時で1:5.7、マニュアルフォーカス時で1:5.1。

アタッチメントサイズは77mm。バヨネットフードが付属し、本体サイズは最大径が約95.5mm、長さ203mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)、重量は約1570g(三脚座含む)。