Mozilla Japanは2月25日、同社が提供するスマートフォン向けOS「Firefox OS」とアプリストア「Firefox Marketplace」を提供すると発表。Mozilla Japanブログで詳細について触れている。

Firefox OSは、HTML5、JavaScript、CSSなどのWeb標準技術で構成されたスマートフォン向けOS。通話やメッセージング、メール、カメラなどの機能に加え、ワンタイムユースアプリとダウンロードして使うアプリの両方を利用することができる。また、Web標準技術に基づき開発されたOSとなるため、ユーザー、開発者、通信事業者は高度にカスタマイズが可能。同OS向けにHTML5アプリを簡単に作成して世界中に配布することもできる。

同社は同OSにより、「主要な新興市場で提供される世界初のオープンWebデバイスに力をもたらし、スマートフォンに期待される優れたパフォーマンス、パーソナライズ機能、および価格を実現する」としている。

Firefox Marketplaceは、ゲーム、ニュースとメディア、ビジネスと生産性向上などのカテゴリを用意したアプリストア。同ストアで提供されるアプリは、オンラインIDに結びつけられ、すべてのデバイスとプラットフォームで横断的に利用することができる。

同ストアでは、前述したHTML5アプリも配布することができる。AccuWeather、Airbnb、Box、Cut the Rope、Disney Mobile Games、EA games、Facebook、Nokia HERE、MTV Brasil、Pulse News、 SoundCloud、SporTV、Terra、Time Out、Twitterなど人気のアプリも提供される。なお同ストアは、Android版「Firefox Aurora」向けにプレビュー公開されており、2013年中にリリースされる最初のFirefox OS搭載スマートフォンと共に正式公開される予定。

Firefox OS、Firefox Marketplaceの詳細は、マイマビニュースの米Mozillaのイベントレポートで確認できる

(記事提供: AndroWire編集部)