日本アバイアは、企業向けコラボレーションソリューション「Avaya Aura Suite Licensing」の提供を3月4日から開始すると発表した。

新ソリューションは「Essential Suite」、「Mobility Suite」、「Collaboration Suite」の3つのスイートで構成され、アバイアの従来の提供方法と比較して価格が最大40パーセント低減され、音声コラボレーション、モビリティ(セキュアなBYOD)、ビデオ/Web会議といったユーザーのニーズに応じて必要な製品が一括で購入できる点、およびライセンスを組織単位ではなくユーザー単位で選択できる点が特徴だという。

「Avaya Aura」は、SIPベースのコミュニケーションプラットフォームで、異なるベンダー環境でのコラボレーション機能を統合できる。

また、セキュアなBYODを支援する新セキュリティソリューションとして、VPNレスでセキュアなリモートアクセスを実現するセッションボーダーコントローラ「Avaya SBC for Enterprise」、ロールベースのユーザー認証ソリューション「Avaya Identity Engines」が提供される。

「Avaya SBC for Enterprise」

スイート 用途 含まれるライセンス グローバルの定価(日本円は1USD=93.8円(2/7時点)の参考価格)
Essential Suite 音声コラボレーションを実現(SIP電話機、ソフトフォン、デスクトップUCインテグレーションに対応) IP-PBX「Avaya Aura Communication Manager」、SIPサーバ「Avaya Aura Session Manager」、プレゼンスサーバ 「Avaya Aura Presence」、簡易ボイスメール 「Avaya CM Messaging」、コラボレーションクライアント「Avaya Flare Experience for Windows」、ソフトフォン「Avaya one-X Communicator」、CEBPミドルウェア「Avaya ACE」、Microsoft Lyncとの連携を実現する「Avaya Client Applications」 USD225(21,105円)
Mobility Suite セキュアなBYODを支援 Essential Suiteに含まれるライセンスに加え、セッションボーダーコントローラ「Avaya SBC for Enterprise」、コラボレーションクライアント「Avaya Flare Experience for iPad」、スマートフォン用ソフトフォン「Avaya one-X Mobile for SIP/iOS/CES」、メッセージングサーバ「Avaya Aura Messaging」、ロールベースのユーザー認証ソリューション「Avaya Identity Engines」(近日提供予定) USD325(30,485円)
Collaboration Suite 音声コラボレーション、セキュアなBYOD支援に加えてビデオ・Webコラボレーションを実現 Essential SuiteおよびMobility Suiteに含まれるライセンスに加え、音声・Web・ビデオ会議サーバ「Avaya Aura Conferencing 7」、 RADVISIONビデオ会議ソリューション「Scopia Desktop / Mobile」 USD525(49,245円)