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東芝は4日、組込みマイコンに搭載するフラッシュメモリ「NANO FLASH-100」の開発を発表した。従来製品の「NANO FLASH」をベースにさらに高速アクセスを実現した。
同社では従来より、NAND型フラッシュメモリのセルデバイス技術をベースとした高速書き換えと、NOR型フラッシュメモリの回路技術をベースとした高速ランダムアクセスの2つの特長を合わせたNANO FLASHを開発してきた。
新たに開発したNANO FLASH-100ではさらにアクセスが高速化。100MHz動作クロック時のランダムアクセスでゼロウェイトを実現し、ARMコア搭載マイコンなどで高速・大容量メモリが必要なアプリケーションにおいて、パフォーマンスを存分に発揮することができるという。
同社が2012年9月に発表した「Cortex-M4」搭載汎用マイコンをはじめとした、ARMコア採用製品を中心にNANO FLASH-100を搭載し、順次展開するとしている。