富士フイルムは1月8日に発表した高級コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100S」「FUJIXILM X20」の発売を、1週間遅らせることを発表した。
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富士フイルム、ローパスフィルターレスの高級コンデジ「FUJIFILM X100S」(2013年1月8日)
富士フイルム、情報表示可能なOVFや高性能CMOS搭載の「FUJIFILM X20」(2013年1月8日)
2モデルとも、同社が「プレミアムコンパクトカメラ」と呼ぶ、いわゆる高級コンパクト機に属する製品。「FUJIFILM X-Pro1」などで採用されているカラーフィルターが不規則に配列されている撮像素子「X-Trans CMOS IIセンサー」を搭載するモデル。これにより、光学ローパスフィルターレスでもモアレや偽色の発生を抑え、X100SではセンサーサイズがAPS-Cながらフルサイズセンサー並みの解像感を実現する。X20のセンサーサイズは2/3型で、X100Sのものよりやや小さいものとなっている。
富士フイルムでは製品発表当初、2月16日の発売を予定していた。だが、想定以上の反響と引き合いがあり、初回出荷に十分な台数を確保するために、発売を1週間遅らせることになったという。