スマートフォンの画面をなぞると、街やコンビニの明かりが点滅し、タクシーや気球が動き出す……そんなau 4G LTEのCMをテレビで見て、度肝を抜かれた人も多いだろう。スマートフォンがリモコンとなって街を動かせるという、まるで近未来のような映像だが、1月29日に開催されるユーザー参加型イベント「FULL CONTROL TOKYO」では、このCM世界が現実のものとなる。

話題となっているau 4G LTEのテレビCM

専用アプリを使って、スマートフォンで街を操作できるというCM内容がイベントで実現

あのテレビCM「FULL CONTROL/Xmas」編は、YouTubeでも視聴できる

1月29日に都内某所で開催される「FULL CONTROL TOKYO」は、au 4G LTEの参加型イベント。既にyoutubeで60万回再生され話題となっているCMの世界が現実のものとなり、実際にスマートフォンでライブの演出やアトラクションを操作できる"超参加型"の催しとなっているという。観客が演出に参加できるスペシャルライブでは、人気アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅが登場。さらに、CMにも出てくるタクシーや噴水などのアトラクションがイベント会場に出現し、スマートフォンアプリで操作することができる。 残念ながらイベントの一般応募は締め切られてしまっているが、当日、イベント会場に足を運べない場合でも、Ustreamの生中継で自宅のPCからイベントに参加することが可能だ。さらに、本記事で紹介するアプリゲームで特別参加のチャンスもあるようだ。

FULL CONTROL TOKYOアプリを試す

イベント会場、Ustream生中継で参加できる「FULL CONTROL TOKYO」。同イベントを十二分に満喫するためには、イベントに先駆けて提供される専用スマートフォンアプリが必要となる。

この専用アプリ「ODOROKI」は、前述のCMのように、ライブやアトラクションを操作することが可能だ。さらに、音楽制作、PCのブラウザゲームを楽しむこともできる。アプリは「App Store」、「Google Play」から無料でダウンロードすることができる。

こちらが「FULL CONTROL TOKYO」の専用スマートフォンアプリ

このアプリは、「MAKE」「PLAY」「EVENT」という3つのモードを備えている。それでは、さっそくそれぞれのモードで何ができるか解説していこう。

MAKEモードでは、簡単な操作で音楽を作成できる。あらかじめプリセットされている音やボイス、その場で録音した音声を組み合わせて、動画付きの音楽を作成でき、SNSなどでシェアすることが可能だ。

プリセットされている音声や録音した音声を組み合わせ、音楽を作成できる「MAKE」モード

スマートフォンの画面をコントローラーにして、PC上でゲームをプレイできるのが、PLAYモードだ。QRコードを読み込むことでスマートフォンをPCに接続でき、スマートフォンの画面をタッチしてWebブラウザ上の音楽ゲームに挑戦できる。このゲームで高得点を記録した成績上位者には、LIVEへの特別招待も行われるようだ。

スマートフォンの画面をコントローラーにしてPCのゲームをプレイできる「PLAY」モード

そして、アプリの一番の目玉が、イベント時にライブの演出やアトラクションを操作できるEVENTモードだ。このモードを起動すると、QRコードの読み取り画面が表示されるので、各アトラクションのQRコードを撮影。すると、画面のピンチアウト操作で街灯や噴水の光り方を変えたり、画面のゲージを上下にスライドしてタクシーのサスペンションを上下させるといった、CMと同様の操作を体験できる。

噴水やタクシーなどの各アトラクションのQRコードを読み取る

CMのように、画面のピンチアウト操作で噴水の光り方を変えられる

画面のゲージをスライドして、タクシーのサスペンションを上下させられる

ライブ時には、EVENTモードから「LIVE MODE」を選択。スマートフォンを振る(シェイクする)と、端末のフラッシュが点滅するとともに画面の色が変化したり、会場の演出が変化する。このLIVE MODEは、会場にいなくてもUstreamを視聴しながら参加でき、ライブの一体感を味わえること間違いなしだ。

「LIVE MODE」では、端末を振ることで画面の色が変化したり、フラッシュが点滅する

会場やPCの前で、アプリをダウンロードしたスマートフォンを振って盛り上がろう

au 4G LTEの注目のテレビCM。その世界観を現実のものとする前代未聞の参加型イベント開催まで、残すところ1週間。ぜひ、本稿で紹介した専用アプリをダウンロードし、会場やPCの前から参加し、皆で盛り上がっていただきたい。筆者もイベント開催まで、MAKEで制作した音楽を友人と共有したり、PLAYモードでゲームを楽しんだりしながら、イベント当日を待ちたい。