Skypeは1月10日(米国時間)、同社のブログで、Microsoft Outlookとの親和性を高めたWindows用の最新版ソフトウェア「Skype 6.1」を発表した。Outlookの連絡先にSkypeのコンタクトリスト情報を表示し、そのままチャットや通話をすることが可能となった。

Outlookの連絡先にSkypeのコンタクトリスト情報を表示(同社ブログ「The Big Blog」より)

最新版の「Skype 6.1」では、Microsoft Outlookのコンタクトカードから、Skypeのオンラインステータスやコンタクト情報、ムードメッセージを表示できるようになった。合わせて、Outlookからインスタントメッセージや音声通話、ビデオ通話が可能となった。

また、Outlookから携帯電話や固定電話に連絡する際、Skypeのコンタクトリストに追加することなく、Outlookに登録しているユーザーに対し、Skypeクレジットや月額料金を使用して通話できる。

OutlookからSkypeのインスタントメッセージや音声通話などが可能に(同社ブログ「The Big Blog」より)

これらの機能はOutlook 2010以降に対応し、メール詳細がSkype側の情報と合致した場合に、Skype経由で接続できるとする。また、その場合、2クリックでSkypeのコンタクトリストに新規ユーザーを登録できるといった新機能も追加された。

このほか、プロフィール情報のUIも変更。アカウント情報に遷移するボタンを追加した。

プロフィール情報のUIも変更された(同社ブログ「The Big Blog」より)