ヤマハは、同社が開発した「VOCALOID(ボーカロイド)」技術のビジネス利用窓口となるWebサイト「business.vocaloid.com」を開設した。
同サイトは、ビジネス・教育現場におけるボーカロイドの活用に関する問い合わせが増加したことを受けて開設されたもの。ボーカロイドの技術を応用したクラウド型サービス「NetVOCALOID」や各種プラットフォームへの移植、合成API提供、そして商標やロゴの利用について基本的な情報を掲載するほか、それらに関する問い合わせも可能。加えて、同技術を採用した製品・サービスやセミナー情報も掲載されている。
なお、ボーカロイドは、同社が2003年に開発した歌声合成技術およびその応用ソフトウェア。歌詞とメロディー(楽譜情報)を入力するだけで、楽曲のボーカルパートを制作できる。ニコニコ動画やYouTubeなどの動画ポータルサイトでは、同ソフトウェアを用いて制作した作品が数多く発表され、各方面からの注目を集めている。