米コーニングは7日(現地時間)、ノートPCやタブレット端末などに用いられるカバーガラス「Gorilla Glass」の最新バージョン「Gorilla Glass 3」を発表した。ガラスの原子構造から見直しを行い、耐傷性が向上したという。

「Gorilla Glass」は耐傷性に優れたカバーガラスで、タッチ操作に対応したデバイスや薄型ノートPCなど、全世界で975モデル、10億台以上のデバイスに採用されている。

最新バージョンの「Gorilla Glass 3」では、同社独自のNative Damage Resistance(NDR)性能により、科学強化プロセスを施す前の状態でも傷やヒビへの耐久性が向上。また、傷がついても目立ちにくく、傷がついてからのガラス強度も向上したとしている。

Gorilla Glass 3を搭載した新型デバイスは、2013年半ばには登場する予定だという。