富士フイルムは1月8日、コンパクトデジタルカメラ「FinePix XP60」を発表した。発売は1月26日で、価格はオープン。推定市場価格は2万円前後となっている。

「FinePix XP60」

水深6mでの撮影が可能な防水性能や、1.5mからの落下に耐える耐衝撃性能、マイナス10度での撮影が可能な耐寒性能、砂やホコリの進入を防ぐ防塵性能という4つのタフネス性能を備えるモデル。

有効画素数は1,640万画素、レンズは広角28mm(35mmフィルム換算時)からの光学5倍ズームと、カメラとしての基本性能も十分で、スキー、スノーボード、釣り、海水浴など、アウトドアシーンで高画質撮影が可能となっている。

連写もフル画素で最大10コマ/秒と高速なほか、Sサイズ時は60コマ/秒の超高速連写も可能だ。また、ボディ上部に連写モードの切り替えボタンを新たに配置。単写と連写の切り替えをスムーズに行える。

そのほか、アーティスティックな写真を手軽に撮影できるアドバンストフィルターや、2回のシャッターで3D画像を合成する「3D2回撮り」機能、カメラを振りながら撮影することでパノラマ写真を撮影できる「ぐるっとパノラマ360」などを搭載する。

主な仕様は、撮像素子が有効1,640万画素の1/2.3型CMOSセンサーで、レンズが焦点距離24~140mm(35mmフィルム換算時)の光学5倍ズーム、開放F値がF3.9~F6.2、対応感度がISO100~ISO6400(ISO6400時は画像サイズM以下に限定)となっている。背面のモニターは約23万ドット・2.7型の液晶方式。

利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードのほか内蔵メモリ(約95MB)で、記録形式は静止画がJPEG、動画がMOV(H.264)、動画の記録画素数は最大1,920×1,080ドット(フルHD)。

バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影枚数は約200枚。

本体サイズはW104.1×D26.3×H66.5mm(突起部含まず)、重量は本体のみで約165g、バッテリーとSDカードを装着した状態で約183gとなっている。

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