シグマは1月7日、デジタル一眼カメラ用交換レンズ「SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM」(シグマ用・キヤノン用・ニコン用)および「SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM」(ソニー用・ペンタックス用)を発表した。発売時期はシグマ用とキヤノン用が1月25日で、ほかが未定となっている。希望小売価格は57,000円(税別)。

「SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM」

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2012年9月に発表された同社の新レンズライン「Contemporary」よりリリースされる交換レンズ。「Contemporary」は高い光学性能とコンパクトさの両立を特性とし、幅広い撮影シーンに対応する。

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「Contemporary」ラインからリリースされるレンズの一本目となるSIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMも、35mm判換算で約22.5~105mm相当の広角~中望遠撮影に対応する焦点距離を備え、日常的に活用しやすいレンズとなっている。また、最短撮影距離22cm、最大倍率1:2.8のマクロ撮影も可能となっており、アクセサリーや草花の撮影などに威力を発揮する。

さらに、本製品では手ブレ補正機構「OS(Optical Stabilizer)」の小型化や、レンズパワー配置・機構レイアウト配置の最適化による鏡筒の小型化などで、従来機種比で30%ものコンパクト化が実現された。

レンズは、蛍石と同じ性質のFLDガラス2枚と、SLD(特殊低分散)ガラス1枚、両面非球面レンズ3舞が採用されており、倍率色収差や軸上色収差を補正。無限遠からマクロ域のズーム全域で高画質を実現する。

主な仕様は、レンズ構成が14群16枚、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、最小絞りがF22、フィルターサイズが72mm、画角(「SD1」装着時)が79.7~22.9度、最短撮影距離が22m、最大倍率が1:2.8。本体サイズ(最大径×全長)は79×82mm、重量は465g。

シグマ製カメラ用・キヤノン製カメラ用・ニコン製カメラ用のSIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMに搭載される手ブレ補正機構「OS」の補正効果は約4段分となっている。