Radeon HD 7900ベースの7870?

GPUに未公表の「Tahiti LE」を搭載するというグラフィックスカードが新登場。Club3Dの「Radeon HD 7870 jokerCard」というモデルで、同GPUを搭載した製品の発売はこれが初めて。入荷したドスパラパーツ館での価格は21,980円だ。

製品パッケージはこちら。どうやらジョーカーということのようだが…

カード長は約27cm。シングルファンの大型クーラーを搭載している

同GPUについて、AMDから公式なアナウンスはないため詳細は不明だが、同ショップによれば、Radeon HD 7900シリーズからの派生コアだという。従来の7800シリーズの「Pitcairn」コアに比べ、ストリームプロセッサ数は1,280個から1,536個に増加し、メモリ速度は4.8Gbpsから6.0Gbpsに高速化されており、パフォーマンスの向上が期待できる。

コアクロックは、定格925MHz、ブースト時975MHz。出力端子は、DVI、HDMI、Mini DisplayPort×2の4つを備える。グラフィックス性能は「GeForce GTX 660 Tiとほぼ互角」(同ショップ)とのことで、コストパフォーマンスの高さが魅力となりそうだ。

VGAクーラーは2スロット厚。補助電源コネクタは6ピン×2となっている

グラフィックス出力は、DVI、HDMI、Mini DisplayPort×2の4端子を装備

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