カカオジャパンは11日、スマートフォン用無料通話・無料メールアプリ「カカオトーク」のトークルームの外部連携サービス「トークPlus(トークプラス)」を日本先行公開することを発表した。公開は12月中を予定。同時にYahoo! JAPANとの連携についても公表した。

「トークPlus」でトークルームに外部サービスを反映

カカオジャパンとヤフーは、ことし10月に資本・業務提携を発表しており、両社でスマートフォンを活用したモバイルコミュニケーションの拡大を推進している。今回発表された「トークPlus」は資本・業務提携による新サービス第一弾となる。

同サービスは、外部アプリやウェブサービスと連携し、それらのアプリやサービスの持つ機能や情報を「カカオトーク」のトークルーム内に反映できる機能。具体的には、路線検索の結果や待ち合わせ場所、旅行先等の地図をトークルームで共有したり、写真の共有や、メッセージの保存が行えたりする。同機能をリリースすることでユーザーのコミュニケーションの活性化を狙う。

公開時に連携する外部アプリやウェブサービスは「乗換案内 Yahoo!ロコ」「Yahoo!ロコ地図」「Yahoo!ボックス」となる。今後は「Yahoo!オークション」や「Yahoo!ショッピング」とも連携させていく。また、カカオジャパンとYahoo! JAPANでは「Yahoo! JAPAN ID」「Yahoo!ポイント」の連携、「Yahoo!ウォレット」の導入も行う方針。

このほか、12月13日より新CMの放映を開始、交通広告も展開し利用者の拡大を図り、2013年内に3,000万ダウンロードの達成を目指す。

(記事提供: AndroWire編集部)