マウスコンピューターは27日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイ新モデルとして、2点マルチタッチに対応した23.6型フルHDディスプレイ「ProLite T2452MTS」を発表した。2012年12月下旬から2013年1月上旬ころの発売を予定する。価格はオープンで、同社直営の楽天サイトでの参考価格は31,800円。
PCと接続するときにディスプレイの信号ケーブルのほかに、USBケーブルを接続することでドライバをインストールすることなく、Windows 7標準ドライバのみでマルチタッチ機能が利用可能。一方でWindows 8には非対応となっている。
iiyama独自の超解像度技術「X-Res Tech.」により入力される画像データを解析し、ぼやけている部分にエンハンス効果を持たせることで、映像は特に輪郭部分を強調。それ以外の部分をソフトになるように画像処理を加え、テキストはよりくっきりとした文字になるようにエンハンス効果を加える。
また、表面硬度7Hという高い硬度のガラス保護パネルを採用するほか、最大32度まで調節できるチルト機能などを搭載する。
主な仕様は、液晶サイズは23.6型で、表示可能解像度は1,920×1,080ピクセル、パネル表面はノングレアタイプ、視野角は左右各85度、上下各80度、輝度は260cd/平方m、コントラスト比は標準1000:1(ACR機能により5000000:1)、応答速度は5ms(黒→白→黒)および2ms(GtoG)。
本体サイズ/重量はW556×D122.5×H403.5mm/4.3kg。映像入力はHDMI×2、DVI-D(HDCP機能付き)、D-Sub。消費電力は標準22W/最大40W、パワーマネージメント時最大0.5W。