Amazon.co.jpは10月24日、Androidタブレット端末「Kindle Fire HD」および「Kindle Fire」発売すると発表した。価格はKindle Fire HDが15,800円から、Kindle Fireが12,800円。同日より予約販売を開始し、12月19日より出荷する。なお同社では、日本向けの電子書籍販売サービス「Kindle ストア」の開設についても発表している。

Amazon.co.jpがKindle Fire HDとKindle Fireの予約受付を開始した

Kindle Fire HDは、Android OSを搭載したタブレット端末で、7インチ(1280×800ピクセル)のHD LCDディスプレイを搭載。電子書籍の閲覧のほか、Androidアプリや音楽コンテンツを利用できる。このほか、インターネットに接続してWeb閲覧やEメールを利用できる。

Kindle Fire HD(画像は海外版)

寸法・重量は193×137×10.3mm・395g。1.2GhzのデュアルコアプロセッサとImagination製PowerVR 3Dグラフィックスを搭載。このほか3.5mmステレオジャック、ドルビーオーディオ・ステレオスピーカーも搭載する。

ビデオや音楽の視聴、読書などの利用であれば11時間以上連続使用可能。加えて、Kindle PowerFast充電器利用することで4時間で充電することができる。

Wi-Fi機能としては、802.11a/b/g/nをサポート。デュアルバンド、デュアルアンテナWi-Fi(MIMO)を採用した。

ラインナップは内蔵メモリの容量が異なる2モデルで、16GBモデル(使用可能領域約12.6GB)と32GBモデル(使用可能領域約26.9GB)が提供される。価格は16GBモデルが15,800円、32GBモデルが19,800円。

Kindle Fireは、Kindle Fire HD以前に発表されたモデルで、同じくAndroid OSを搭載。7インチ(1024x600ピクセル)のLCDディスプレイ、1.2GHzのデュアルコアプロセッサを搭載する。寸法・重量は189×120×11.5mm・400g。8GB(使用可能領域約5.5GB)の内蔵メモリを搭載。Wi-Fi接続は802.11a/b/g/nをサポート(シングルバンド)する。

Kindle Fire(画像は海外版)

インターネット、ビデオや音楽の視聴、読書などに使用した場合のバッテリー駆動時間は約9時間(連続使用時)。充電の際は、Kindle PowerFast急速充電器で約3時間で充電可能。ラインナップは8GBモデルのみの提供となる。価格は12,800円。

(記事提供: AndroWire編集部)