富士フイルム イメージング事業部 担当部長 坂田憲彦氏

今回新たに発表されたのは、「instax mini8」「チェキ mini 25 オレンジ」「チェキ mini 25 BABY BOX」の3商品。

「instax mini8」は完全新設計。今回の発表会のメインプロダクツである。コアターゲットを10~20代女性に設定し、ホワイト、ブラック、ピンク、ブルー、イエローという5色のボディーカラーで展開する。イメージング事業部 担当部長 坂田憲彦氏によれば、この5色はターゲット層に対するアンケートをもとに決定されており、「世界で一番かわいいカメラ」を目指して開発したとのこと。ちなみに、坂田氏はイエローが気に入っているそうだ。

「instax mini8」は現行のスタンダードモデル「instax mini 7S」より軽く、小さくなり、グリップも薄く女性でも持ちやすい。両吊りストラップが装着できるようになり、ポシェットのような斜めがけも可能。これも女性に喜ばれるだろう。

新製品instax mini 8は、より若い世代に幅広くアピールする

instax mini 8なら、カメラを使う楽しさも手軽に味わえる

カメラとしての操作や撮影を楽しみたい「カメラ女子」もまた強く意識しており、LEDで表示される簡易露出計を装備。LEDが点灯した位置に明るさ調整ダイヤルを合わせるだけで適正露出が得られる。さらに、女性好みの写真が簡単に撮れるハイキーモードを搭載。明るさ調整ダイヤルをハイキーに合わせると絞りが2/3絞り開き、明るくてソフトな雰囲気になる。

それぞれのカラーにひとりずつ、原宿系ファッション雑誌で活躍中のモデルをイメージガールを起用し、カラーとともに、ライフスタイルバリエーションの幅広さを訴求する。なお、彼女らは製品パッケージをはじめ、今後の関連イベントにも登場する予定だ。イメージガールの5人を撮影したのは、世界でただひとり、チェキをメイン機材として活動するチェキフォトグラファー、YONEこと米原康正氏。米原氏とイメージガール5人は会場にもゲストとして登場。ステージ上でのライブシューティングも披露された。

富士フイルムイメージングシステムズ 代表取締役社長 小島正彦氏

「instax mini 8」のプロモーションにはかなり力を入れていると、富士フイルムイメージングシステムズ 代表取締役社長 小島正彦氏は語る。雑誌媒体のタイアップ広告はもちろん、誌面上でのチェキモニター募集、イベントへの協力、スペシャルWebサイト開設など「第2次チェキブーム」を起こすべく、積極的なプロモーションを展開していくとのこと。イベント第1弾として、9月22~23日に開催される原宿全域での大々的なガールズイベント「HARAJUKU KAWAII」への参加がすでに決定済み。チェキ撮影ブースや写真展、会場限定グッズの販売などが企画されているという。もちろん、米原氏とイメージガール5人も参加する。

5人のイメージガールは、それぞれのカラーのinstax mini 8パッケージにも登場

プロモーション展開も意欲的におこなわれるという

原宿での大々的なガールズイベント「HARAJUKU KAWAII」にも参加

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左から、instax mini 8「ホワイト」のイメージガール 武智志穂さん、「ブラック」のイメージガール ゆらさん、「ピンク」のイメージガール 青柳文子さん、「ブルー」のイメージガール Unaさん、「イエロー」のイメージガール 瀬戸あゆみさん

それぞれのイメージカラーに合わせたファッションで登場

撮影を担当したフォトグラファーの米原康正氏は、編集者、クリエイティブディレクター、フォトグラファー、DJとしての顔も持つ

「カワイイことは、もう大前提ですね。撮ったあとに落書きできるので、自分らしさを加えられるのが好きです」とのこと

世界初、チェキをメイン機材として雑誌、CDジャケット、ファッションカタログなどで活躍する米原氏がステージ上でライブシューティングを披露