ASUSTeK Computerは7日、グラフィックスカードの新製品として、AMD Radeon HD 7770 GHz EditionのOC版を搭載した「HD7770-DCT-1GD5」を発表した。ノイズ低減用のデジタル電源回路と高耐久部品を採用している。本日より販売を開始し、店頭予想価格は16,000円前後。

「HD7770-DCT-1GD5」

「HD7770-DC-1GD5-V2」は、AMD Radeon HD7770 GHz Editionを搭載し、さらにオーバークロックを施したグラフィックスカード。コアクロックがリファレンスの1,000MHzから1,120MHzに、同メモリクロックが4,500MHzから4,600MHzにオーバークロックされている。

マザーボードにも用いられるデジタル電源回路「DIGI+VRM」を搭載し、電流ノイズを最大30%カット。オーバークロック時や高負荷時の安定性が向上している。各種部品素材に独自調合のオリジナル素材を採用したグラフィックスカード用電源回路「Super Alloy Power」を備えている。また、「DirectCU」クーラー搭載で、リファレンスクーラーと比較して冷却効果が20%向上しているという。GPU-Zべースのハードウェアモニタ&オーバークロックツール「GPU Tweak」が付属。

主な仕様は、コアクロックが1,120MHz、メモリクロックが4,600MHz、メモリタイプはGDDR5 SDRAMで容量は1GB、接続バス幅は128bit。ストリーミングプロセッサ数が640。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。最大解像度は2,560×1,600ドット。出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1×1、DisplayPort×1。本体サイズは、約W236×D140×H43mm。CrossFireブリッジケーブルとDVI-IからD-subへの変換コネクタが付属する。