Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2012年7月のデスクトップブラウザシェアが発表された。FirefoxとSafariがともにシェアを拡大させ、IEとChromeがともに減少している。昨年からシェアを落としていたFirefoxとSafariだが、シェアを戻しつつある。IEはここ数ヵ月54%前後をキープしており、Chromeに比べると変動が少ない。

2012年7月ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年7月ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年7月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年7月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE 53.93% 下落傾向
2 Firefox 20.16% 上昇傾向
3 Chrome 18.88% 下落傾向
4 Safari 4.93% 上昇傾向
5 Opera 1.59% -
順位 短周期一括型バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE8 25.68% 31ヵ月連続1位。下落傾向
2 Chrome+ 18.88%
3 IE9 18.56% 強く上昇傾向
4 Firefox 4+ 18.20% 上昇傾向
5 IE6 5.55% 下落傾向
6 Safari 5+ 4.59%
7 IE7 3.04% 下落傾向
8 Firefox 3.x 1.71% 下落傾向
9 Opera+ 1.59% -

IEのバージョン別においては、IE9が引き続き力強く成長しており、残りのバージョンはすべてシェアを落としている。7月はついにFirefox 4+のシェアを抜き、3位にランクアップしている。また、減少傾向にあるChromeにも迫りつつあり、数ヵ月内にChromeを抜き、第2のシェアを持つブラウザになる可能性も高い。

6月に若干のシェアが見られたSafari 6が7月も成長している。Safari 6は7月下旬に公開されたMac OS X 10.8(Mountain Lion)とともに正式リリースされており、今後Safariのバージョン別においても変動が予想される。