アップルは25日付けで、iPhoto/iMovie/Aperture/iWorkの各アプリをアップデートした。いずれも同日発売されたOS X Mountain Lionへの対応およびそれに付随した機能追加が中心のアップデート内容となっている。
iPhoto 9.3.2
「iPhoto 9.3.2」は、Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズが637MB。システム条件はOS X Lion 10.7.4以降、OS X Mountain Lion 10.8となっている。修正内容は以下のとおり。
- OS X Mountain Lionとの互換性をサポート
- 共有オプションに「メッセージ」「Twitter」を追加
- パフォーマンスおよび安定性の向上
iMovie 9.0.7
「iMovie 9.0.7」は、Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズが1.01GB。システム条件はOS X Lion 10.7.4以降となっている。修正内容は以下のとおりで、Mountain Lionとは無関係のようだ。
- 他社製QuickTimeコンポーネントが原因でiMovieが突然終了する問題の修正
- 「カメラの読み込み」ウィンドウでMPEG-2ビデオクリップをプレビューする際の安定性の問題を解決
- カメラからMPEG-2ビデオクリップを読み込む際にオーディオが取り込まれない問題を修正
Aperture 3.3.2
「Aperture 3.3.2」は、Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズが529.17MB。システム条件はOS X Lion 10.7.4以降、OS X Mountain Lion 10.8となっている。修正内容は以下のとおり。
- OS X Mountain Lionとの互換性をサポート
- フルスクリーン表示に入る/フルスクリーン表示をぬける際のパフォーマンスに影響する問題の解決
- Facesが無効になっている状態でもスキントーンモードのオートホワイトバランス調整が可能に
- ライブラリインスペクターでプロジェクト/アルバムの日付に基づく並べ替えが可能に
- パフォーマンスおよび安定性の向上
iWork 9.2
「iWork 9.2」は、Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズが302.02MB。システム条件はOS X Lion 10.7.4以降、OS X Mountain Lion 10.8。以下のようなMountain Lionの機能のサポートが追加された。
- iCloud:iCloudに書類を保存し、Mac/iOSデバイス/Webで同期して最新の状態に保つことが可能。iOS側にはiWork for iOS 1.6.1以降が必要
- 音声入力:単語・数字・分を読み上げることにより、プレゼンテーションや書類、スプレッドシートに入力される
加えて、最新MacハードウェアのRetinaディスプレイにも対応するよう拡張される。