クリエイティブ賞受賞の「U-NOTE」

クリエイティブ賞を受賞した「U-NOTE」(ユーノート)は、リアルタイムにノートを共有するソーシャルサービスだ。開発したU-NOTEの小出悠人CEOは「講演や大学の講義、IT系勉強会などで参加者がノートPCを広げてノートを取っているような状況」を「U-NOTE」活用のシチュエーションとして想定していると語り、同サービスを使うことで参加者それぞれがとっているノートの内容をリアルタイムに共有できる点を最大のセールスポイントに挙げている。

さらにU-NOTE上では人気のノートや新着ノート、人気のユーザーなどが表示され、特定のユーザーをフォローする機能もあるのだという。

リアルタイムノート共有サービス「U-NOTE」

「U-NOTE」はイベントごとにTwitterのようなタイムラインを持っており、参加者がノートを書くと、それが即座に反映されて流れていく。その中で気に入ったノートを見つけたら、自分のノートに引用(リノート)して共有していくという仕組みだ。

また、とったノートを入れ替えたり下線を引いたりと、自分なりにわかりやすく編集していくこともできる。「U-NOTE」は7月9日よりリリースされている。

Coolデザイン賞受賞の「スキコレ!」

Coolデザイン賞を受賞した「スキコレ!」は、ウェブ上に自分だけのコレクションを作れるサービスだ。たとえばYouTubeの動画、foursquareでチェックインする場所、Amazonで気になっている商品など、各サービスにバラバラに散らばった好きなものを「スキコレ!」にまとめて表現することができるという。

ウェブ上に自分だけのコレクションを作れるサービス「スキコレ!」

開発した22の網永穣CEOは、「スキコレ!」の特長として「TwitterやFacebookを活用してソーシャルメディア上の"好き"を簡単に集められること」「豊富なテンプレートからデザインを選ぶことで自分だけのコレクションを作れること」「TwitterのつぶやきやFacebookのいいね!から、オススメの新しい好きを発見できる」の3点を挙げる。

また、コレクションはプライベート機能もあり、公開・共有せずに自分だけで楽しむこともできる。「スキコレ!」はブラウザ版が7月9日よりサービス公開となっている。

ソーシャル系のサービスが多かったのは時代だろうか

以上、4チームによるアプリと、さらにKDDI社内から参加した2チームによるアプリkiminoe(キミノエ)と「ぺらたま」は「auスマートパス」内の「アプリ取り放題コーナー」で8月1日より配信される。