日本HPは6月26日、同社が3月29日に発表した「HP ProLiant サーバー Generation 8(以下、Gen8)」のラインナップを拡充し、Intel Xeon E5-2400 プロセッサを搭載した低価格モデル、eシリーズを4機種、および同社初となるAMD Opteron 6200シリーズを搭載したpシリーズを2機種の計6機種を発表した。同日販売を開始し、7月下旬より出荷が開始される。

新製品6機種

今回初投入となるeシリーズは、Gen8の運用管理性や3年標準保証を踏襲しつつ、導入しやすい価格で提供する新シリーズ。また、AMD Opteron 6200シリーズ採用のpシリーズは、2P/32Cのマルチコアによる並列処理特性を活かし、仮想化/HPC等のパフォーマンスニーズに適したシリーズ。

eシリーズは、タワー型「HP ProLiant ML350e Gen8」、1Uラックマウント型「HP ProLiant DL360e Gen8」、2Uラックマウント型「HP ProLiant DL380e Gen8」、およびブレード型「HP ProLiant BL420c Gen8」の計4機種を発表。

「HP ProLiant DL360e Gen8」

「HP ProLiant DL380e Gen8」

「HP ProLiant ML350e Gen8」

「HP ProLiant BL420c Gen8」

いずれも、「HP Integrated Lights Out 4 Management Engine」(iLO 4)を標準搭載。前世代モデルの同等機種に比べ、CPUコア数やメモリ容量、ドライブ搭載数、ネットワーク機能などの強化を図り、電源、ファンの冗長化対応、ホットプラグ対応などの可用性機能を実装している。さらに3年パーツ保証/オンサイト保守を標準保証とした。

iLO 4は、iLOが以前から提供しているリモート管理機能、電力管理・制御機能に加え、サーバ導入時間を短縮する「HP Intelligent Provisioning」、OSに依存しないエ ージェントレス監視機能、全てのログを記録する「HP Active Health System」などの機能を標準で提供する。

価格は、HP ProLiant ML350e Gen8が17万1,150円、HP ProLiant DL360e Gen8が21万6,300円、HP ProLiant DL380e Gen8が23万4,150円、HP ProLiant BL420c Gen8が37万2,750円。

AMD Opteron 6200シリーズ搭載のHP ProLiantサーバー Gen8は、2Uラックマウント型「HP ProLiant DL385p Gen8」、ブレード型「HP ProLiant BL465c Gen8」の2機種。いずれもiLO 4標準搭載で、1プロセッサーあたり最大16コアを実装可能なAMD Opteron6200シリーズを最大2基搭載できる。

価格は、HP ProLiant DL385p Gen8が38万1,150円、HP ProLiant BL465c Gen8が39万2,700円。

「HP ProLiant DL385p Gen8」

「HP ProLiant BL465c」

日本HP エンタープライズサーバー・ストレージ・ネットワーク事業統括 サーバーマーケティング統括本部 インダストリースタンダードサーバー製品本部 本部長 橘一徳氏

日本HP エンタープライズサーバー・ストレージ・ネットワーク事業統括 サーバーマーケティング統括本部 インダストリースタンダードサーバー製品本部 本部長 橘一徳氏は、「国内x86サーバシェアNO.1に向けて、単価約8~24万円の市場がチャレレンジになる」と述べ、今回の製品より他の価格帯に比べシェアが低い8~24万円の価格帯のシェアを伸ばしていきたいとの意向を示した。

サーバ単価別の日本HPの国内シェア

それにあたっては、これまでこれまでDL/ML100シリーズというエントリーモデルに対してはiLOを適用範囲外としてきたが、今回の製品ではすべてがiLO対応となっている。

これについて橘氏は、「これまでは、価格と機能のトレードオフを行ってきたが、最近はIT投資と抑えたいというニーズが増えており、運用管理性を求めるお客様がすべてのサーバにおいて広がってきており、今後も広がっていくだろうと思っている」と説明した。

eシリーズの冗長性/可用性/管理性を強化