リファレンスより6cmも短縮

ZOTACから、オリジナルVGAクーラーを搭載したグラフィックスカード「GeForce GTX 670 TWINCOOLER」が登場。リファレンスのGeForce GTX 670カードは、基板自体は短かったものの、GTX 680と同様のVGAクーラーの長さが大幅にはみ出していたせいで、長さは24cmもあった。ZOTACの新モデルはショートサイズのクーラーを搭載することで、長さは18cmに短縮、使いやすくなった。価格は43,000円前後。

ZOTACの「GeForce GTX 670 TWINCOOLER」。パッケージはいつも通り

オリジナルのVGAクーラーを搭載。カードサイズが短くなった

このVGAクーラー、8cm径のケースファンを2つ並べただけのように見えるちょっと変わったデザインだが、リファレンスモデルに比べ、ピーク時で4dBAの静音化と11℃の温度低下を実現しているという。なお、オーバークロック仕様になっており、コアクロックは915/980MHz(ベース/ブースト)から954/1,033MHz(同)に、メモリクロックは6.0GHzから6.2GHzにそれぞれ高速化されている。

超大容量メモリのスペシャルマシン!

PC DIY SHOP FreeTにて、なんとメモリを256GBも搭載するというシステムの展示が開始されている。これは、最近販売が開始されたセンチュリーマイクロ製のDDR3-1600メモリ16GBのデモとして用意されたもの。ASUS製の2way向けマザーボードに、このメモリが16枚搭載されており、合計256GBを実現している。ちなみに、メモリの合計金額は39万400円。

16枚のメモリスロット全てにDIMMを実装。まさに男のロマンを実現

OS上で確認すると、確かに256GBを認識していることが分かる

このマシンでは、一応、CINEBENCHが走っていたが、ベンチマークスコアへの影響はCPUやGPUの方が圧倒的に大きく、メモリ容量を増やしたことによる差は「あまりなかった」(担当者)とのこと。これだけ搭載していれば、どれだけアプリを起動しても全く気にする必要はないだろうが、メモリだけで40万円近いというのはちょっと……。