日本ヒューレット・パッカードは25日、SOHOから中小・中堅企業などの小規模オフィス向けのインクジェットプリンター「Officejet」の新製品として、A4インクジェット複合機「HP Officejet 6700 Premium」、およびA4インクジェットプリンター「HP Officejet 6100」を発表した。5月11日より同社のオンラインストアHP Directplusや代理店にて販売する。オンラインストアでの価格は「HP Officejet 6700 Premium」が19,950円、「同6100」が9,870円。
インクシステムを従来の顔料黒インクと染料カラーインクを組み合わせた構成から、全色顔料インクに変更。上位機種と同様の耐水性、にじみ耐性を備えるという。また、大容量独立インクカートリッジに対応し、ランニングコストを低減できるとする。
新インクシステムと新開発のプリントエンジンの採用により、従来製品と比べカラー印刷の印刷速度を約30%高速化。モノクロ印刷に関しても、「HP Officejet 6700 Premium」で約60%、「HP Officejet 6100」で約128%高速化したという。
また、両製品ともにEメール経由で画像やMicrosoft Office製品で作成したファイルをプリントできる「HP ePrint」のほか、スマートフォンからのプリントやスキャンに対応した「HP ePrint Home & Biz」などのモバイルプリント機能を搭載。
「HP Officejet 6700 Premium」
「HP Officejet 6700 Premium」は、2.65インチ カラータッチスクリーンを搭載するA4インクジェット複合機。印刷速度はモノクロ16枚/分、カラー9枚/分。プリント解像度は最高4,800×1,200dpi。消費電力は待機時5W、節電モード時3.3W。本体サイズはW464×D468×H252mm、重量は8.3kg。
「HP Officejet 6100」
「HP Officejet 6100」は、「HP Officejet 6000」の後継モデル。「HP Officejet 6700 Premium」と同様の印刷能力を持つ。印刷速度はモノクロ16枚/分、カラー9枚/分。プリント解像度は最高4,800×1,200dpi。消費電力は待機時3.3W、節電モード時2.44W。本体サイズはW468×D388×H179mm、重量は5.2kg。