前編では充実したタブレットの設定機能や新たに追加された機能であるワイヤレス機能など、今とっても注目されている「Intuos5」の魅力をお届けしました。そこで、後編では「Intuos5」の利便性の高さやの最新機能をお伝えしていきたいと思います!!
What's TRICKY
自然豊かな西東京にアトリエを構えるロマンティッククリエイターズ。るるぶ紙面、たまごクラブ広告、電車広告の他、多くのちらしや会社案内等を制作する傍ら、面白いお店を勝手に特集するフリーペーパー『idol』を発行しています。
手元を見ずして設定確認
なかむら(以下、な)「ところで、Intuos5には新しい機能がもうひとつ追加されたんだよね? 」
もうり(以下、も)「そうそう、ファンクションキーを指で触れるだけでパソコン画面に設定内容が表示されるエクスプレスビューって機能が追加されたんだ! だから設定キーを押すだけで……」
(な)「おぉ~!! これは便利! タブレットボディがそのまま画面にのっかったみたいだね! 手元をいちいち確認するのって、そのたびに集中が途切れるんだよね。でもこの機能のおかげで作業効率がぐっと高まるね! 」
画面を指で動かすような感覚
(な)「ちなみに、マルチタッチ機能も追加されたんだよね? (非対応モデルもあり)」
(も)「そうなの! ノートパソコンのトラックパッドみたいな感覚で使えるよ! タッチジェスチャーとしては、トラックパッド同様のポインタの移動、クリック、2本指でスクロール、3本指~5本指を使ったジェスチャーまで用意されているんだ! これらの設定の中で、キャンバスの回転機能・スクロール機能・ピンチ(2本指をせばめたり、拡げたりする)・アプリの切り替えなんかも設定できるよ。キャンバスの回転なんて、紙をそのまま手で動かしているかのように快適! 」
(な)「トラックパッドを頼りにしていた作業がこれからペンタブレットだけで完結するようになるなんて! 」
(も)「ちなみにペンを持っているときは自動的にタッチ機能は無効になるみたいだよ」
なんてスムーズな描き心地なのでしょう……!!
(な)「ところで、ここまでIntuos5に触れてみた感想はいかがですか? 」
(も)「なんだろう、とても描き心地がリアルな感じがする」
(な)「リアル? 」
(も)「なんというか、ペン先に程よい抵抗力があって、シャーペンみたいにすごくスムーズで描きやすいよ」
(な)「本当だ、ペン先のくっつき感とかすごく指に馴染む感じで描きやすいね」
(も)「このペン立てがまたスゴイんだよ。Intuos4と同様にペンスタンドの中には、標準芯3本・ストローク芯1本・ハードフェルト芯1本・エラストマー芯1本と色々なタイプの芯が入っているから、お気に入りの描き心地を選べるんだ! バネが入ってるタイプの芯もあるんだよ。ちなみに私はまるで色鉛筆で描いてる様な抵抗感のあるハードフェルト芯が一番好みだな」
(な)「まさかペン立てに芯を入れてしまうなんて……。こういうスペースを活用したデザインは感動するなー! 昔はビニール袋に入ってただけだったのに……。素晴らしい進化だね。それに、ラバーグリップになって、ペンを握る力を最大40%まで減らすことに成功したんだよ。ところで筆圧はどう? 」
(も)「筆圧のコントロールも調整できるから、こんな強弱のある線が直感的にかけるよ。描き心地がすごくリアルで、頭で思っていることをそのまま表現できる感じがすごくいい!! 」
(な)「ちなみに、消しゴムも強弱の設定ができちゃったりするのかしら? 」
(も)「もちろん筆圧感知の消しゴム機能も装備しています」
(な)「しかもシャーペンみたいに、ペン先の反対側が消しゴムになってるのね!!」
前後編にわたってIntuos5の魅力と使い心地の素晴らしさをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? ペンタブレットの新境地を感じられること間違いなしですので一度お試しあれ☆