デジタルガレージは4月6日、ジンガジャパンから写真共有サービス「フォト蔵」の事業譲渡を受け、同サービスの運営を開始したことを発表した。

フォト蔵は、2005年から公開されている無料の写真共有サービス。2012年3月時点の会員数は約240万人、アップロードされた写真の累計は約1億3千万枚にのぼる。写真のアップロード枚数に制限がない(アップロード容量は月最大3GBまで)ことや、Twitterの携帯電話向けサービスからもアップロード可能なことなどが支持されており、現在では1日当たり約15万枚の写真が投稿されているという。

フォト蔵のWebサイトイメージ

同社は今後、フォト蔵の写真共有機能を他メディアと連携させたコミュニケーションサービスとして展開していく考えで、同社の子会社であるCGMマーケティングが運営する「ツイナビ」や、資本・業務提携を結んでいるMemolane社のMemolaneとの連携を予定している。また、スマートフォンで撮影した写真をクラウドに保存し、家族や知人などと共有するためのサービスも順次提供していくという。なお、日本市場における事業展開と並行し、子会社のNew Contextと共同でフォト蔵の海外展開も検討するとしている。