アイ・オー・データ機器は21日、BDXL規格の4層メディア(128GB)に対応したブルーレイドライブとして、DTCP-IPによるネットワークダビング機能を搭載した外付け型ポータブル「BRP-U6DM」と、PC内蔵用「BRD-S14X」の2モデルを発表した。「BRP-U6DM」は4月上旬より発売し、価格は16,800円(税別)。「BRD-S14X」は3月末に発売し、価格は13,600円(税別)。
「BRP-U6DM」は、録画対応液晶テレビなどで録画した番組を、DTCP-IP経由でブルーレイディスクやDVDにダビング/ムーブできる外付け型ポータブルブルーレイドライブ。ダビング/ムーブは、PCに本製品を接続し、付属のソフト「DTCP-IP Disc Recorder」をインストールして行う。ホームネットワークにつながっている対応テレビの画面から、テレビのリモコンを使用してダビング操作することも可能。
そのほかの添付ソフトは、3D映像コンテンツの再生が可能な「WinDVD BD3D」、オーサリングソフト「DVD MovieWriter 7 BD Version」、ライティングソフト「Nero Express essentials」、ドライブコントロールユーティリティ「QuickDrive LE for DVD/CD」など。
対応テレビは、シャープ「アクオス」(DVDダビングには非対応)、東芝「レグザ」、日立製作所「Wooo」で、同社製「RECBOX」を使用してのスカパー!HDコンテンツのダビングや、「ひかりTVチューナー」で録画した番組のダビングに対応する。
主なメディアの最大書き込み速度は、4層と3層のBD-R XLが4倍速、2層と1層のBD-RおよびLTHが6倍速、3層/2層/1層のBD-REが2倍速、1層のDVD-R/+R/+RWが8倍速、2層のDVD-R/+R/1層のDVD-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。CD-Rが24倍速。CD-RWが16倍速。
インタフェースはUSB 2.0。電源はUSBバスパワーでケーブルは収納式。ACアダプタも付属。本体サイズはW137×D154×H20mm、重量は約330g。対応OSはWindows XP(SP3)/Vista(SP1以降)/7。
「BRD-S14X」は、BDXL規格の4層メディア(128GB)に対応するPC内蔵用SATAブルーレイドライブ。最大14倍速での書き込みが可能で、低倍速メディアに対して表記以上の速度での書き込みが可能なオーバースピード機能に対応する。バッファ容量は4MB。
主なメディアの最大書き込み速度は、1層のBD-Rが14倍速、2層のBD-Rが12倍速、4層と3層のBD-R XLと1層のBD-R LTHが6倍速、3層/2層/1層のBD-REが2倍速、1層のDVD-R/+Rが16倍速、2層のDVD-R/+R/1層のDVD+RWが8倍速、1層のDVD-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。CD-Rが48倍速。CD-RWが24倍速。
添付ソフトは、「DTCP-IP Disc Recorder」を除いて「BRP-U6DM」と同じものが付属。インタフェースはSATA。本体サイズはW146×D165×H41.3mm(フロントベゼル除く)、重量は約750g。対応OSはWindows XP(SP3)/Vista(SP1以降)/7。