米IBMは1月11日(現地時間)、2011年度の米国特許取得件数記録を塗り替え、19年連続米国特許取得件数でトップになったと発表した。同社が2011年に取得した米国特許件数の総数は6,180件だった。

この数は、ヒューレット・パッカードの約4倍、オラクル/サンの特許取得件数の合計数の約6倍に当たるという。

2011年米国特許取得数上位リスト

企業名 件数
IBM 6,180件
Samsung 4,894件
Canon 2,821件
Panasonic 2,559件
Toshiba 2,483件
Microsoft 2,311件
Sony 2,286件
Seiko Epson 1,533件
Hon Hai 1,514件
Hitachi 1,465件

※IFI CLAIMS Patent Servicesから提供された年間上位リストのデータ

2011年の米国特許取得件数の新記録達成に貢献した8,000名を超えるIBMの社員は、米国46州、世界36ヵ国に居住しており、米国特許取得件数の26パーセント超は、米国外に居住するIBMの発明者の貢献によるもの。

2011年度に取得した米国特許には、米国特許第8,037,000号「Systems and methods for automated interpretationof analytic procedures(分析手順自動解釈システムおよび手法について)」、米国特許第8,005,773号「System and method for cortical simulation(脳の皮 質シミュレーション・システムおよび手法について)」、米国特許第7,882,219「Deploying analytic functions(分析機能の展開について)」などがある。