NTTコミュニケーションズは、同社が提供する、スマートフォン端末上で050IP電話を利用できるサービス/アプリケーション「050 plus」について、ユーザーからの問い合わせに応じるかたちで同社が独自に調査した、海外旅行・出張先などでの国外利用に関する対応状況を公開した。対応の国・地域では、日本国内で利用する場合と同料金で「050 plus」を利用することができる。

2011年12月現在、同社の調査により、「特に条件なく利用が可能」という国・地域は以下の通り。

■特に条件なく利用が可能な国・地域
アジア・中東 韓国、香港、タイ、台湾、グアム、シンガポール、マカオ、フィリピン、サイパン
オセアニア オーストラリア、ニュージーランド
北中南米 米国、カナダ、ブラジル
ヨーロッパ ドイツ、イタリア、スイス、イギリス、スペイン、オーストリア、トルコ、クロアチア、チェコ、オランダ、ベルギー

同、利用は可能だが、機器の持ち込み制限など「条件がある」という国・地域は以下の通り。

■利用は可能だが条件がある国・地域
アジア・中東 インドネシア、中国、インド、マレーシア

最新の対応状況や条件の詳細などは、こちらの同社ページで確認いただきたい。

なお、「050 plus」は、Androidスマートフォンから利用する場合、Android Marketからダウンロードできる専用アプリ(無料)を端末にインストールし、月額利用料315円のサービス契約をすることで、端末の種類に関係なく、加入者同士の通話が通話料無料で行えるほか、「OCN ドットフォン」や提携プロバイダ(270事業者、300万契約以上)の050IP電話への通話も無料で行えるというIP電話サービス。PCからの利用にも対応しており、iPhone版も既に公開済み。詳しくはこちらの記事を参照いただきたい。