パナソニックグループは11月29日、トヨタ自動車のプラグインハイブリッド車「プリウスPHV」向けにリチウムイオン電池を供給すると発表した。同グループとして、量産仕様のプラグインハイブリッド車への電池納入は今回が初となる。

同グループは、グローバルで複数の自動車メーカーにハイブリッド自動車用ニッケル水素電池・システムに供給しているほか、ハイブリッド自動車用リチウムイオン電池システムについても自動車メーカーと共同開発に取り組んでいる。

同日、トヨタはプリウスPHVの受注を開始し、1月30日から発売を行うという発表を行っている。プリウスPHVには新サービス「PHV Drive Support」が標準で設定されており、スマートフォンを通じて電池残量や充電ステーション設置場所などの情報を提供するサービス、トヨタの販売店などに設置された充電ステーション(G-Station)を無料で利用できるサービスが受けられる。

トヨタ自動車のプラグインハイブリッド車「プリウスPHV S」