ジェイズ・コミュニケーションは11月28日、米Juniper Networks開発のSSL VPN仮想アプライアンス「Secure Access Virtual Appliance」の販売を、パートナー企業を通じて開始すると発表した。

同製品は、JuniperのSSL-VPNアプライアンス「Juniper Networks Secure Accessシリーズ」と「同MAGシリーズ」が採用するリモートアクセスサービス「Junos Pulse Secure Access Service」をヴイエムウェアの仮想化プラットフォーム「VMware ESX」で利用可能にした製品となっている。

同製品は「Juniper Networks SA2500 / SA4500 / SA6500」もしくは「MAGシリーズ」(いずれも別売)をライセンスサーバとして使用し、アクセスライセンスの振り分けが行われる。この方式によりVirtual Appliance単位ではなくシステム単位でのライセンス管理が可能になる。

「Virtual Appliance」とライセンスサーバの関係図

同製品は、SAシリーズ/MAGシリーズのSSL VPN主要機能をすべて利用できるほか、統合型マルチサービス・ネットワーク・クライアント「Junos Pulse」をインストールしたWindows PC、Mac、Linuxコンピュータ、iOS搭載デバイス、Android搭載デバイスにおいてあらゆる機能が利用可能。「JunosPulse」のインストールされていないコンピュータからは、ブラウザ経由でSSL VPN接続が可能。