アイ・オー・データ機器は16日、白色LEDバックライトを採用し、消費電力を大幅に削減したフルHD対応27型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-MF274XBR」を発表した。12月中旬より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は35,600円。

「LCD-MF274XBR」

バックライトに白色LEDを採用したノングレア(非光沢)の27型フルHD液晶ディスプレイ。従来モデルに比べ消費電力を約38%削減したという。消費電力は通常使用時で20.2W(最大時34W)。待機時で0.4W。PCを使用していないときに自動で輝度を落とす節電アプリ「エコ番人」を使用することで、さらなる節電も可能。

解像感をアップさせる超解像技術を搭載。解像度が低い映像を再生したときのぼやけを改善して高精細に表示する。映像処理ICにはルネサスエレクトロニクス製チップを採用。1枚の画像データの情報を解析/改善する独自技術「1枚超解像技術」でクリアな「美解像」映像を映し出すとしている。

解像感は10段階で調整可能。「標準」「写真」「映画」という3つの表示モードを備え、それぞれで超解像設定が行える。アスペクト比を固定してのズーミングなどにも対応。ゲームにおいては、「リネージュII」の推奨ディスプレイにも認定されており、表示遅延もCRTディスプレイに比べて2フレーム以下となっている。

画面サイズは27型ワイド、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度は300cd/平方メートル、コントラスト比は1,200:1(DCRオン時80,000:1)、視野角は上下160度/左右170度、応答速度は5ms(オーバードライブオン時2ms)。1.5W＋1.5Wのステレオスピーカーとヘッドホンジャックを備える。スタンドはチルトが上20度/下3度、スイーベルが左右30度、高さ調整が85mm。100mピッチのVESAマウントに対応する。

映像入力インタフェースは、DVI-D(HDCP対応)、HDMI×2、D-sub。D-sub用とDVI-D用のケーブルが付属。本体サイズはW644×D262×H422～507mm、重量は7.9kg。

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・アイ・オー・データ機器
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