月刊情報誌『日経トレンディ』(日経BP社刊)が選ぶ「2011年ヒット商品ベスト30」が11月2日に発表された。今年の第1位には、国内出荷台数が前年度の2倍以上伸びを見せた「スマートフォン」が選ばれた。
今年の製品ではおサイフ、ワンセグ、赤外線通信という日本のケータイの"三種の神器"がすべて盛り込まれ、ユーザーの圧倒的な支持を受けたことなどを理由にスマートフォンが総合1位を獲得。国内出荷台数が前年度の2倍以上伸びを見せ、携帯電話市場全体に占める比率が5割を見こまれており、関連市場も一気に拡大していることも決め手となった。
ほかスマートフォンの関連商品でも、スマートフォンで撮影し、記録できる連係メモ帳「ショットノート」が16位、旅行用PND(ポータブルナビゲーションデバイス)の「旅ナビ CN-SG500」(パナソニック)が22位、ネット配信サービス「ラジコ」を聴けるスマートフォン用アプリ「ラジコ」が23位になるなど、複数のランクインが見られた。
また国内利用者数が1,000万人を突破した「Facebook」が2位、節電特需で前年比1.5倍の売り上げを達成した「"節電"扇風機」が3位、年間20万台の販売を見込んでいる「GOPAN」が4位に。全体の傾向としては「商品の利点や新規性がすぐに伝わる直感商品が多かった」(渡辺敦美編集長)と、堅実さや安心感のある商品が支持されたようだ。
あわせて「2012年ヒット予測ランキング」も発表され、1位に「スカイツリー観光」、2位ゲーム機連動ARトレカ、3位にキッズダンスギア、4位にスマホオーダーメイド、5位に10万円全録レコーダーがランクインしている。
同ランキングは、1987年より年1回実施している企画で、「売れ行き」、「新規性」、「影響力」の4項目を評価基準とし、総合的に判定している。ベスト30の詳細は、『日経トレンディ12月号』に掲載される。