仕様は、Intel Core i7-2670QM採用で8GBのメモリ搭載と、かなりハイスペックだ。HDDはノートPCとしては最大クラスの約750GBで、テレビ機能非搭載モデルとしては十分すぎる容量を持っている。CPU内蔵グラフィックス機能を利用するため、最新のハイエンドゲームで遊ぶには心許ないが、ビジネス利用や映像鑑賞には十分な力を発揮するだろう。光学ドライブはBDXL対応のブルーレイディスクドライブだから、BDコンテンツの鑑賞や自分で撮影した映像の編集などを楽しみたいユーザーにはちょうどよいマシンといえそうだ。インタフェースにも不足はない。

本体右側面には音量調整ダイヤル、USB 2.0×2、光学ドライブが配置されている

左側面。D-Sub、LAN、HDMI出力、USB 3.0×2、オーディオ端子を装備

本体背面にもUSB 2.0を1基搭載している

本体手前の左端にデュアルメディアカードスロットがある

本体手前の中央には無線LANの切り替えスイッチ

Windowsエクスペリエンスインデックスのスコアと3DMark06のベンチマーク結果は以下のとおり。ノートPCとしてはかなり優秀な成績だ。とはいえ、参考までにFINAL FANTASY XIVのオフィシャルベンチマークをLowモードで実施した結果は823と、やはりゲームマシンとして考えるには厳しい。また、Final Fantasy XIのオフィシャルベンチマーク3をLowモードでループさせた際のバッテリ持続時間は48分1秒。カタログスペックでも駆動時間は約2時間となっており、バッテリ運用には限界があるといえそうだ。

Windowsエクスペリエンスインデックス
基本スコア 5.9
プロセッサ 7.5
メモリ 7.6
グラフィックス 6.2
ゲーム用グラフィックス 6.2
プライマリハードディスク 5.9
3DMark06
3DMark 4560
SM2.0 Score 1484
HDR/SM3.0 Score 1786
CPU Score 5288