日本の登場が待ち遠しい高性能端末

今回、2日間だけの試用だったうえに、韓国仕様の未発売の端末のため、韓国独自サービスや利用できない機能もあったのですべてが試せたわけではない。ただ、そのパフォーマンスは高く快適。大画面高解像度の液晶は、動画や写真、Webサイトなど、さまざまなコンテンツを見やすく表示してくれる。

ホーム画面

通知領域には独自の設定や音楽コントローラー

標準で搭載されているアプリ。最後のQuadrandやSpeed Test、Simeji、Twitter、picplezの各アプリはあとから入れたもの

ワイヤレスの設定画面。「Wi-Fi U+ service」は、U+が提供する公衆無線LANサービス。テザリングにも対応している

NFCの設定もある

LTEと3Gをそれぞれ個別に設定することはできないようだ

国際ローミングは、現時点ではLTEでは非対応

韓国版ワンセグとも言えるDMBやNFC、電子マネーのT-Moneyにも対応しており、逆に言うと、国内のワンセグやおサイフケータイへの対応も期待できそうだが、現時点で国内発売が決まっているわけではないので、実際の所はよく分からない。

ブラウザの画面。下部の中央アイコンタッチでタブ切り替えができる

大画面高解像度で見やすいGoogle Mapアプリ

カメラアプリ

いずれにしても、LTEによる高速通信、デュアルコアCPUなどによる高速パフォーマンス、大画面・高解像度液晶による高い視認性は、ストレスのない快適な操作性を提供してくれる。日本での登場も期待したい端末だ。

標準のカメラで撮影した画像。裏面照射型CMOSセンサらしい写り。シャープネスは強めだが見栄えはいい