NECは12日、個人向けPC秋冬モデルのひとつとして、タブレット/PCの双方のスタイルの使いやすさを両立させた新商品「LaVie Touch LT550FS」を発表した。10月6日より販売を開始する。店頭予想価格は100,000円前後。
「LaVie Touch」は、単体ではWindows 7搭載のタブレット型端末として利用できる。約15.8mmの薄型、約729gの軽量で約10時間のバッテリ駆動が可能、10.1型ディスプレイはIPS方式で見やすい。タッチ操作を快適に使えるソフトウェア「ExTOUCH」を搭載し、Office 2010にもタッチ操作を生かせるタッチタブを独自に搭載している。
一方、ドッキングステーションの「マルチステーション」にドッキングすると、キーボード/マウス/DVDドライブを使用することができ、一般のPCと同様の感覚で利用できる。キーボードとマウスはコンパクトなワイヤレスタイプで、Officeソフトでの作業や文書作成の作業なども快適に行える。他のパソコンとホームネットワーク経由で接続し、手軽にデータ交換を可能とする「Network Duet」機能を装備している。
主な仕様は、CPUがIntel Atom Z670(1.50GHz)、チップセットがMobile Intel SM35 Express、グラフィックスがIntel GMA 600(CPU内蔵)、メモリがPC2-6400 2GB(オンボード)、ストレージが約64GB SATA SSD、ディスプレイが10.1型ワイド高輝度TFTカラーIPS液晶(1,280×800ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 32bit版。
インタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、USB 2.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力/オーディオ出力兼用×1、HDMI出力×1、SDメモリーカードスロット、130万画素Webカメラなど。サイズ・重量は、W263×D183×H15.8mm、約729g。
マルチステーションにはUSB 2.0×2(うち1つはキーボード/マウスのレシーバが使用)、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。