東芝は5日、13.3型のスリムコンパクトノートPC「dnyabook R731」の秋冬モデルを発表した。CPUやストレージの仕様強化のほか、新色シャンパンゴールドを追加しており、「東芝高速スタート」による高速起動が夏モデルの12秒から2秒短縮して10秒起動を可能にしている。店頭予想価格は12万円前後より。発売は9月中旬。
設定されているのは4機種で、それぞれの店頭予想価格は、SSD搭載モデル「R731/38D」が20万円前後、大容量HDD搭載モデル「R731/37D」が17万円前後、スタンダードモデル「R731/36D」が15万円前後、1スピンドルモデル「R731/16D」が12万円前後となる。カラーは、「R731/16D」はグラファイトブラックのみで、その他の機種はグラファイトブラック/シャンパンゴールドの2色。
最上位機種となるSSD搭載モデル「R731/38D」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-2640M vPro(2.80GHz)、チップセットがMobile Intel QM67 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 3000(CPU統合)、メモリがPC3-10600 4GB(4GB×1、最大8GB)、ストレージが128GB SSD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが13.3型ワイドLED液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Professional SP1 32bit版/64bit版セレクタブル。
大容量HDD搭載モデル「R731/37D」では、CPUがIntel Core i5-2520M(2.50GHz)、ストレージが750GB SATA HDD、OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit版となる。スタンダードモデル「R731/36D」ではCPUがIntel Core i3-2330M(2.20GHz)となり、ストレージは640GB SATA HDD。1スピンドルモデル「R731/16D」はCPUが同じくIntel Core i3-2330M、メモリが2GB、ストレージが320GB SATA HDDで、光学ドライブは非搭載となる。
インタフェースは、無線LAN(「R731/38D」はIEEE802.11a/b/g/n対応、その他の機種はIEEE802.11b/g/n対応)、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、WiMAX、USB 3.0×1、USB 2.0×1、USB 2.0/eSATA共用×1、D-Sub×1、マイク入力×1、ヘッドホン出力×1、指紋センサー、約30万画素Webカメラ、インテル ワイヤレス・ディスプレイ対応、ExpressCardスロット(「R731/16D」は非搭載)など。
バッテリタイプはリチウムイオンで、駆動時間は「R731/38D」が約13.0時間、その他の機種が約11.0時間。サイズは、「R731/38D」「R731/37D」「R731/36D」がW316.0×D227.0×H18.3~26.6mm、「R731/16D」がW316.0×D227.0×H16.8~26.6mm。重量は、「R731/38D」が1.41kg、「R731/37D」「R731/36D」が1.49kg、「R731/16D」が1.39kg。
■東芝 PC新製品 2011年秋冬モデル(2011年9月5日発表)
東芝、液晶一体型の新ブランド「REGZA PC」など秋冬モデルラインナップ発表
東芝、液晶一体型PCの新ブランド「REGZA PC」 - 23型3機種/21.5型1機種
東芝、AVノートPC「dynabook Qosmio」に15.6型「T751」「T551」の新モデル
東芝、15.6型スタンダードノートPC「dynabook T451」CPU強化などの新製品
東芝、13.3型スリムノートPC「dynabook R731」秋冬モデルは10秒起動を実現
東芝、バッテリ駆動時間が7時間に延びた「dynabook N300」秋冬モデル