Z68搭載でも安価なMini-ITXマザー

ASRockの「Z68M-ITX/HT」は、Z68チップセットを搭載したMini-ITXマザーボード。同チップセットのMini-ITXとしては、ZOTAC製の2モデルに次いで3モデル目だが、大きな違いはその価格の安さ。無線LANなどは付属しないスタンダードな構成ながら、12,000円前後という低価格での登場は注目だ。しかも、この価格でリモコンまで付属する。

ASRockの「Z68M-ITX/HT」。Z68ながら低価格なMini-ITXマザーボード

メモリは通常サイズのDIMMが使える。拡張スロットはPCI Express x16だ

同社のZ68チップセット搭載マザーボードとしては、ATXフォームファクタの「Z68 Extreme4 Gen3」も登場している。基本的には従来モデル「Z68 Extreme4」と同様のスペックだが、この「Gen3」はPCI Express 3.0への対応を謳い、カラーリングがブラック基調に変更された。価格は20,000円前後。

ASRockの「Z68 Extreme4 Gen3」。PCI-E3.0の使用には次世代CPUが必要

基板のレイアウトは特に従来モデルから変更はないようだ

エントリー向けZ68マザーがMSIから

MSIからもZ68チップセット搭載のマザーボードが2種類登場している。ATXフォームファクタの「Z68A-G43」とマイクロATXの「Z68MA-G45」で、どちらも同社の品質規格「ミリタリークラスII」には非対応のエントリー向けモデル。Z68MA-G45はSLI/CrossFireをサポートする。価格は、Z68A-G43が14,000円前後、Z68MA-G45が15,000円前後だ。

ATXの「Z68A-G43」。グラフィックス出力はDVI/VGAの2つのみ

マイクロATXの「Z68MA-G45」。グラフィックス出力はHDMI/DVI/VGAだ