シグマは、手ブレ補正機構を搭載した大口径中望遠マクロレンズ「SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM」を発売する。キヤノン用が8月5日発売で、シグマ用、ニコン用は未定。価格は11万2000円。
本レンズは、手ブレ補正OS機構の搭載により、手持ちのクローズアップ撮影を容易におこなうことができる。高屈折率SLDガラス1枚とSLDガラス1枚を採用し、色収差、球面収差、像面湾曲を良好に補正。2つのレンズ群を異なる量で動かすフローティングインナーフォーカスの採用により、撮影距離の変化にともなう非点収差・歪曲収差の変動を抑え、無限遠から等倍まで高い描写性能を発揮する。スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア・ゴーストの発生を軽減、コントラストの高い描写を実現する。別売のAPO TELE CONVERTERの使用により、等倍以上の撮影も楽しめる。HSM搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現。フルタイムマニュアルも可能。9枚羽根の円形絞りの採用により、開放付近で円形のボケが得られる。
レンズ構成 | 11群16枚 |
画角 | 23.3° |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 31.2cm |
最大倍率 | 1:1 |
フィルターサイズ | φ62mm |
レンズフード | 丸形フード(LH680-03) |
最大径×全長 | φ78.3mm×126.4mm |
重さ | 725g |