ハイパーツールズは12日、1組のキーボード/マウス/ディスプレイを複数のPCで切り替えて使えるPC切替器「UD」シリーズを3モデル発表した。7月15日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は、2台のPCを接続できる「UD-12+」が29,400円前後、4台のPCを接続できる「UD-14+」が37,800円前後、12台のPCを接続できる「UD-112+」が94,500円前後。
UDシリーズは、1組のキーボード/マウス/ディスプレイを複数のPCで切り替えて使えるPC切替器(KVMスイッチ)。切り替え方法は、UDシリーズ本体の前面ボタン、キーボードのホットキー、別売リモコン(UD-112+を除く)。
USB DDM(Dynamic Device Mapping)機能を搭載し、多機能マウス、多ボタンマウス、ゲーミングキーボード、ゲームコントローラ、ワイヤレスキーボード、Bluetoothキーボードなど、専用のドライバやソフトウェアをインストールして使うデバイスもサポート。UDシリーズで操作先のPCを切り替えた直後から、これらのデバイスを直結した状態と同じように使用できるとしている。
また、EDID保持機能(All-time Full DDC)により、ディスプレイと常にDDC通信を行うことで、操作先のPCを切り替えたあとでも最適なディスプレイ表示が可能。
対応インタフェースはDVI-I(DVI-D接続時はHDCP対応)とUSBで、最大解像度は1,920×1,200ドット(60Hz)。UD-12+を除き、ラックマウントに対応している。また、UD-12+とUD-14+は2ポートのUSB 2.0ハブを搭載。
本体サイズ/重量は、UD-12+がW165×D44×H76mm/556g、UD-14+がW275×D44×H131mm/1,141g、UD-112+がW440×44×131mm/1,900g。対応OSはWindows XP以降、Linux、Mac OS X。