JavaScript開発に使える便利な7つのサイト

WebアプリケーションやWebページの開発や制作においてJavaScriptは欠かすことのできないプログラミング言語。インターネット検索でヒットするスニペットを組み合わせるだけでもそれなりに動作するものを組み上げることができ、導入の敷居が低いことも利用を促進しているところがある。

ただし、それなりに複雑なシステムを構築しようとした場合には、やはり系統だった学習が必要になる。しかしながらJavaScriptは、スニペットやティップは大量に検索にヒットするが、包括的な技術情報やAPIドキュメント、試験用ツールなどのまとまったデータへはなかなか辿りつけないところがある。そうした場合に役立つサイト7つがMashableにおいて「7 Great JavaScript Resources」として掲載されている。

紹介されているサイトは次のとおり。

まず把握しておきたいのがMozilla Developer Network。JavaScriptリファレンスのデファクトスタンダートサイトであり、解説やサンプルなどプログラミング上必要になるデータはこのサイトで調べることができる。jQueryを採用している場合にはjQAPIも便利。jQuery APIマニュアルを提供しているサイトで、扱いやすい上、オフライン版を提供している。オフライン状態でもAPIマニュアルをチェックしたい場合に便利。

jsFiddleはHTML、JavaScript、CSSを入力してその場で結果を試すことができるサイト。さまざまなフレームワークに対応しており、開発時にちょっとしたアイディアを試すのに便利。JSLintも利用できる。Eloquent JavaScriptはフリーのJavaScript電子ブック。サンプルコードが豊富に掲載されているので、サンプルを追っていくだけでも参考になる。

Douglas Crockford's JavaScript VideosはDouglas Crockford氏のビデオを掲載したサイト。Flashビデオのページには発表内容がテキストでも掲載されている。歴史も含めてJavaScriptに対する理解を深めたい場合のコンテンツといえる。How To NodeはNode.jsに関する情報をまとめたコミュニティサイト。サーバサイドJavaScriptプログラミングでNode.jsの注目度が高まっており、Node.jsを利用する場合にはRSSを登録するなどしてアンテナを張っておきたい。

DailyJSはJavaScriptに関する最新の話題をまとめたサイト。プログラミングティップであったり最新のライブラリであったり、JavaScriptに関する話題が取り上げられている。