デルが現在ラインナップしている個人向けノートPCは、「Inspiron」「XPS」「Alienware」の3シリーズ。それぞれ「カジュアルコンピューティング」「パワフル&マルチメディア」「宇宙最強のゲームマシン」といったキーワードでその製品の性格は表される。

今回紹介する「XPS 15」は、「パワフル&マルチメディア」をキーワードとする「XPS」シリーズの製品だけあって、BTOオプションとして用意される上位CPUやブルーレイドライブを選択すれば最強のマルチメディアノートPCとすることができる。その一方で、最小構成でもディスクリートのNVIDIAグラフィックスやJBLスピーカーによる高品位サウンドで、マルチメディアコンテンツを十分に楽しめる製品になっている。今回は、ベーシックな「最新プロセッサー プレミアムパッケージ」の「XPS 15」で、その実力をチェックしていきたい。

XPS 15

■主な仕様   [CPU]  Intel Core i5-2410M(2.30GHz)   [チップセット]  Intel HM67 Express   [メモリ]  4GB(2GB×2)   [HDD]  約500GB   [光学ドライブ]  DVDスーパーマルチドライブ   [グラフィックス]  NVIDIA GeForce GT 525M(1GB)   [ディスプレイ]  15.6インチHD WLED液晶(1,366×768ドット)   [無線LAN]  IEEE802.11b/g/n対応   [サイズ/重量]  W381×D265.4×H32.2~38.2mm、約2.78kg   [天板カラー]  A Grape Fit! by OPI   [OS]  Windows 7 Home Premium SP1 64bit 正規版   [直販価格]  80,230円(上記構成の場合、6月27日現在)