カシオ計算機はこのほど、東日本大震災における被災地の復旧と被災者の救済に貢献するため、継続した追加支援を表明した。金銭的な寄付だけでなく、仮設住宅などに対する同社製品の寄贈など、グループとしてできる限りの支援を行っていく。

従業員が寄付した金額と同額以上を会社が拠出するマッチングギフトを実施し、日本赤十字社、被災地域の地方自治体(JAM経由)、ジャパン・プラットフォームに合計約3,257万円を寄付。

また、震災孤児を支援するため、「あしなが育英会」の「あしなが東日本大地震・津波遺児募金」へ継続的に寄付を行う。本年度500万円、以降毎年200万円を10年間継続して寄付し、総額2,500万円を拠出する。

加えて、仮設住宅に向けた置時計や掛時計の寄贈、被災した県市町村の災害対策本部に対するGPS機能付デジタルカメラの寄贈、教材を損失した学校に対する電卓など寄贈といった支援も、継続的に行っていくという。