日立、JTのプライベートクラウドを構築

日立製作所は5月24日、日本たばこ産業(以下、JT)のITシステムをプライベートクラウド(名称:インフラ共通基盤サービス)として構築し、サービス提供を本格的に開始したと発表した。今後2014年までに、約100のシステムのインフラを同サービスへ順次切り替えていく予定。

今回、日立はJTの各部門が個別に構築・運用・管理していた業務システムのハードウェア、ミドルウェアといったインフラを仮想化技術により統合・集約したプライベートクラウドを構築した。ニーズに合わせて利用期間やITリソース環境の利用量や信頼性レベルを組み合わせたサービスメニューを複数用意し、ITインフラをサービスとしてJTに提供する。

同サービスを活用することでインフラ運用プロセスも標準化され、運用工数のさらなる削減が見込まれている。