日本マイクロソフトは、26日午前0時よりInternet Explorer 9 日本語版を同社Webサイトで公開する。Internet Explorer 9は、海外では既に先月15日に公開されているが、日本語版は東日本大震災におけるネットワーク回線への負荷制限など考慮して、提供が延期されていた。

IE9公開予定Webサイト。25日現在はRC版Webサイトへリダイレクトされる

IE9は、ビデオやオンラインゲームなどでも、GPUの能力を引き出し高速化するハードウェア アクセラレータや、アドオンのによるパフォーマンスの低下を防ぐため、インストールされている各アドオンのパフォーマンスを計ることができる「アドオン パフォーマンス アドバイザー」など、新機能が多数搭載されている。タブをドラッグすることで新たなウィンドウ表示させる「ティアオフ タブ」や、表示領域をシンプルに広く採り表示されるユーザーインタフェースなどユーザーの使い勝手の良さも考慮している。

なお、同社によると日本に先駆けて公開されている日本を除く世界39言語のInternet Explorer 9は、順調にダウンロード数を伸ばしており、FacebookやAmazonなど250以上の主要Webサイトのほか、1,000以上が新機能などに最適化されており、日本国内においてもWebサービスプロバイダーやハードウェアメーカーを中心に多数のWebサイトがInternet Explorer 9の特性を活かした機能を提供している。