2011年2月26日、iStockphotoは、TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHY、一般社団法人 アスリートソサエティとのコラボレーション企画として、「アスリート撮影ワークショップ」を東京都内にて開催した。ワークショップ前半は、フォトグラファー 上田晃司氏によりカメラライティングに関する講習が行われ、後半では、400メートルハードル 秋本真吾選手(社団法人アスリートソサエティ所属)をモデルにアスリート撮影会が行われた。

トップアスリートを撮るという貴重な機会

400メートルハードル 秋本真吾選手をモデルに撮影会が行われた

ワークショップの講師を務めた上田氏は、ワークショップ前半で紹介した撮影機材を実際に組み立て、秋本選手を撮影した。上田氏は、白い背景を使って影を抑える撮影と、黒い背景を使って影を強調する撮影について解説した。

上田氏の撮影が終わると、次は受講生による撮影が行われた。ひとりあたり、約20~30分の時間が与えられ、上田氏がマンツーマンで撮影を指導する。まず受講生は、上田氏に自分が撮りたい写真のアイデアを説明する。それを元に上田氏は、プロの視点からアドバイスを出し、スタジオ機材を配置して撮影を進めていた。

モデルを使った撮影を行なうときは、1枚目の写真はカラーチャートを持ってもらい撮影する。これでレタッチ時に作業がしやすくなる

上田氏は、様々な撮影テクニックを解説をしながら秋本選手を撮影した

背景の紙を黒にすることで、硬い雰囲気の写真を撮影

撮影した写真はその場でPCを使い確認する

こうして撮影会は終了。なお、当日撮影された全ての写真は、アスリートソサエティと秋本選手に提供された。これらの写真は今後、公式サイトやパブリシティなどで使用される予定とのこと。

上田氏監修の元、撮影された写真